都会では見えにくいと思われている星空。その星空が実は望遠鏡を使えば良く見えるんです。
また、宇宙に関するちょっとしたことを子供達に知ってもらうために、星空のことを紹介する映像、そして今回は宇宙ステーションで使われているロボットアームの構造を見て・触ってどのようなものかを感じていただきたいと思います。
来場記念として、8月22日(木)に打ち上げ予定の『イプシロンロケット試験機』の基となった『M ーV ロケット』のペーパークラフトを配布いたします。(数量限定・先着順)
各観測ゾーンは雲の関係のよっては他の天体を探し披露します。
第一候補としては二重星 アルビレオ となっています。
アルビレオとは
肉眼で見ると、アルビレオは単一の星のように見える。
しかし、望遠鏡または双眼鏡で見ると、二重星であることがすぐに分かる。
3 等星のβ星A は金色に見え、5 等星のβ星B は青色に見える。
球面角で34.46 秒離れてり、この2 つの星のペアは色がはっきり異なり、天球上で最もコントラストの鮮やかな二重星の1 つである(その美しさのため「北天の宝石」とも呼ばれ、宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」でこの2 つの星を、輪になって回るサファイアとトパーズになぞらえている)。
この二重星はかつては、ただ光学的に見かけ上の二重星であって、真の連星系ではないと考えられていた。
しかし、ヒッパルコス衛星の観測により、遠く離れているにもかかわらず、共通重心をもつ連星系であるということが明らかになった。
2 つの恒星は約10 万年の周期で公転しており、約6千億km(太陽系の大きさの約55 倍に相当)以上離れている。
主星は、それ自身が連星である。
1979 年、C.E.ウォーレイはアメリカ海軍天文台の66cm 望遠鏡を使い、主星から0.40 秒角離れた位置に主星より1.5 等級暗い星を確認している。
この星の色は、金色とも、黄色ともオレンジ色とも表現される。
このためアルビレオは恒星系としては、3重連星である。
なお、今日では補償光学により主星と伴星の分離が可能となっている。