~笹トンネルから星空へ~ 2013 七夕のゆうべ in 四天王寺 星空観望会

【 開催日時:2013年7月6日 午後7時30分 ~午後10時(雨天・曇天中止) 】 (中止の場合は当日の12:00に発表します)
【 場所:四天王寺中央伽藍東側(北側から南側への一方通行) 】

M-Vロケットのペーパークラフト

都会では見えにくいと思われている星空。その星空が実は望遠鏡を使えば良く見えるんです。
また、宇宙に関するちょっとしたことを子供達に知ってもらうために、星空のことを紹介する映像、そして今回は宇宙ステーションで使われているロボットアームの構造を見て・触ってどのようなものかを感じていただきたいと思います。


来場記念として、8月22日(木)に打ち上げ予定の『イプシロンロケット試験機』の基となった『M ーV ロケット』のペーパークラフトを配布いたします。(数量限定・先着順)

星 空 観 望 会 会場案内図
星空観望会会場案内図


  1. 天体現象紹介ゾーン
  2. 織姫・彦星観測ゾーン
  3. プロジェクター投影ゾーン
  4. ロボットアームゾーン
  5. 土星観測ゾーン

各観測ゾーンは雲の関係のよっては他の天体を探し披露します。
 第一候補としては二重星 アルビレオ となっています。

 

 アルビレオとは
肉眼で見ると、アルビレオは単一の星のように見える。
しかし、望遠鏡または双眼鏡で見ると、二重星であることがすぐに分かる。
3 等星のβ星A は金色に見え、5 等星のβ星B は青色に見える。
球面角で34.46 秒離れてり、この2 つの星のペアは色がはっきり異なり、天球上で最もコントラストの鮮やかな二重星の1 つである(その美しさのため「北天の宝石」とも呼ばれ、宮沢賢治は「銀河鉄道の夜」でこの2 つの星を、輪になって回るサファイアとトパーズになぞらえている)。
この二重星はかつては、ただ光学的に見かけ上の二重星であって、真の連星系ではないと考えられていた。
しかし、ヒッパルコス衛星の観測により、遠く離れているにもかかわらず、共通重心をもつ連星系であるということが明らかになった。
2 つの恒星は約10 万年の周期で公転しており、約6千億km(太陽系の大きさの約55 倍に相当)以上離れている。
主星は、それ自身が連星である。
1979 年、C.E.ウォーレイはアメリカ海軍天文台の66cm 望遠鏡を使い、主星から0.40 秒角離れた位置に主星より1.5 等級暗い星を確認している。
この星の色は、金色とも、黄色ともオレンジ色とも表現される。
このためアルビレオは恒星系としては、3重連星である。
なお、今日では補償光学により主星と伴星の分離が可能となっている。